成功例が多数になってきました!
この手術は、獣医師の中で【 避けたいと思っている手術 】のトップ10には入っているでしょう。 手術は、うまく出来たな~と思っても、術後で落とし穴に入る可能性が多いのです。 骨が溶けてしまったり。。。
そんな手術を成功させた時、とても幸せになります。
【 成長期の骨折 】の整復手術は、【 骨端部成長板 】と言う、とても大切な部分を避けて手術をしないといけない等、落とし穴の多い本当に難しい手術の一つだと思います。
この組織を無視して手術をしている獣医師の先生を私は知っていますが、、、
まだ成長できる組織を壊すのは、倫理的にどうでしょうか?
どうしようもない時は、致し方が無いと思いますが、
【 可能性は追いかけてあげたい 】、私はこのように思うのです。
最初に懺悔しますが、私も昔は【特殊医療機器】が無くて、この手術方法が出来なかった時は、成長板を一部いじめる手術をしていました。 今となっては、スミマセンとしか言えません。
最近、【 成長期の骨折の整復手術 】、この骨折が多いのです。
でも、大丈夫です。 当院が使っている【 特殊医療機器 】のおかげで、とても難しい点も狙い通りのピンポイントで治してしまう事が【 出来ました 】。
そうです。 出来ました、と言うのが正直な意見です。 出来ます! と言えないのがミソです。 と言うのは、骨折は、一例一例が違うのです。 同じように折れないのです。
ですから、今後【 出来ない 】症例も出てくると思います。 常に謙虚に臨みたいと思います。
しかし、当院では素晴らしいスタッフに恵まれ、本当にすばらしい手術が出来ています。
そして、理解力に優れた【すばらしい飼主様】が、この手術全般を理解しようと努めて下さり、御自宅でリハビリをして下さるお陰で、早く治ってしまうのです(≧∇≦)
本当に正確なリハビリは大切です。 この職人の手によるサジ加減がいるのも、なぜか好きです。
みなさんに、感謝です!!